高額療養費制度と限度額認定証
以前にも高額療養費制度の話は書きましたが
2010年現在は制度が始まって数年経過し
事前申請が主流になっているので
改めて書いておきたいと思います。
普通の分娩だと、全額自費なので関係ない話ですが
帝王切開となると話は別で
保険適用になる費用が発生してきます。
そんな時に便利なのが高額療養費制度
現在は一般的に上限金額80100円です
それを越える分の医療費を窓口で支払う必要が無くなります。
もちろん、帝王切開部分の費用なら
大抵は8万円は越えるはずなので活用すべきです。
以下は社会保険庁のページからの引用ですが
〈高額療養費の現物給付化〉
70歳未満の方であっても平成19年4月より、入院に係る高額療養費を現物給付化し、一医療機関ごとの窓口での支払を自己負担限度額までにとどめることができるようになりました。この制度を利用するには、事前に全国健康保険協会に「健康保険限度額適用認定申請書」を提出し、「健康保険限度額適用認定証」の交付を受け、医療機関の窓口に認定証と被保険者証を提出してください。
小難しく書いてますが要約すると
自分が加入している健康保険協会に
まず
限度額適用認定申請書
と言うのを提出します。
病院で貰える場合もありますし、大きな会社で自社で
健保を持っているところなら直接言えば貰えます。
また、けんぽ協会などではネットで印刷できるようになってます
私は現在旦那さんが割と大きな会社に転職したので
その会社の健保が用意しているサイトから印刷しました。
で、限度額適用認定申請書に必要事項を記入したら
それを郵送などで提出して
限度額適用認定証を発行して貰いましょう。
それを医療機関の会計窓口等に提出して
ようやく事前申請完了です。
注意点としては、必ず申請書を出して、認定証を貰う必要があること
ですね。この辺りが混同しやすいかと思います。
窓口に提出するのは認定証の方です。
実は大きな企業の健保なんかだと、この限度額が
4〜5万円だったりする場合もあると
いつもお世話になっている保険屋さんに聞いて
私の所は?と確認すると上限25000円でした
すごくラッキー。3人目で正直お金無いって思ってたw
しかも調べてみると育児一時金も45万支給とかで
病院窓口に事前申請して42万円差し引きされて
後日3万円は会社の健保から頂けるとかで
今回はほぼ卵管結紮費用+アルファ程度で出産できそうです
私の場合帝王切開で任意保険が下りないので
(1度目の帝王切開時に保険未加入だった…不覚です。)
本当に助かります。
そうそう!注意事項があと一つ!
以前の記事にも書きましたが、あくまでも
高額療養費制度は「1ヶ月の医療費」に適用されるものです
月をまたいでしまうと、その分目減りしてしまうので
最悪上限額に保険適用費用が達しないと言うこともあり得ます…
私は前回それで数万円払い戻しが無くなりました。
予定を自分で決められるなら、是非月はまたがずに
帝王切開を受けたいものですね。