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妊婦はじめました。

逆子で帝王切開後、VBACに挑戦した妊娠出産の記録や新生児育児や母乳日記&お金の話

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20058/30

入院2日目

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いよいよ手術当日。

朝から絶飲食です。まだ大部屋にいるので横のベッドからは
美味しそうな朝食の匂いが…

6時起床、検温や血圧、赤ちゃんの心音モニターなどしてるうちに
旦那が来た。少し緊張が和らぐ、続けて実母も登場。
9時になり点滴を持ったまま導尿処置。
初めての導尿で最初違和感がありましたが5分で慣れる。
点滴と違い、速く外れて欲しいとは思った。

一気に病人らしくなったところでストレッチャーに乗り
手術室へ移動。
手術室前で旦那と母に「いってきまーす」と声をかける。
出るときは二人なんだと思うと不思議な感じ。

初めての手術室。結構ドキドキしてきた。
事前に渡していたCDがかかってる。
癒し系にしておいて良かった。

「さすがに緊張してきた。」と言うと
担当の看護師さんが手を握ってくれる。
それだけでもかなり安心できる私が単純なのか
みんなそんなもんなのか、よくわからないけど安心。

執刀医は2名、二人とも信頼してる先生なので
その点では不安はあまりない。
しかも一人は美人女医w

噂に聞くところ、「めちゃくちゃ痛い」腰椎麻酔開始。
出来るだけ背中を丸めるが、でかい腹で大して丸まれない。
私注射平気です。
確かに長めの針が入る感覚は気持ち悪くて
余り経験したいモノではないけど、たいして痛くない(^^;
「おおー、変な感じ」とか言うだけで終了。

だんだん感覚が麻痺していき…
胸の下までや、手先が肘までしびれる。先生や看護師さんに
何度も「息苦しくはないか」と聞かれるが
「そこまでは効いてないから、大丈夫です」と元気にお返事。
麻酔が効きやすい事は事前に言っておいたので
特に追加で麻酔を入れる事もなく…いよいよです。

ここから先は手術中の感想。
苦手な人は飛ばしてね。

意識化の手術なので、全て丸聞こえですが
逆に言えば自分の状態を訴える事も出来るので
安心感もあります。

メスが入り、引っ張られるような感覚を腹部に覚える。
とにかく引っ張られる感じ。横を向くとステンレスの棚に
ちらちらと患部付近が映ってたりするが
さすがに余り見ると気持ち悪そうなので、チラ見にする。

出血はするが妊婦は1?2?増血してるので輸血は
なるべくしないで切っていく。
私の病院では「腹部は縦切り、子宮は横切り」でした。
理由は帝王切開コーナーで。

さて、当然出血すると血圧が変わります。
私は基本が低血圧で、妊娠中少しは上がったものの
上がっても、下60台、上90台でした。
血圧がどんどん下がって気分が悪くなっていく。
「あー、なんか血の気が引いて気分悪くなる
貧血みたいな感じで気分悪いですー。」
と、冷静に自分の容態を訴える。
吐きそうか聞かれて
「いや、吐きはしないですが…頭がふらふらします。」
だってその時血圧が下30台上80台。

先生の指示で点滴に薬が入り、徐々に盛り返す血圧と気分。
やー、確かに痛くないけど体力使うわ。とぼんやり考える。

いよいよ赤ちゃんを取り出す段に。

「お腹、力一杯押すから、我慢してね!
もうすぐ赤ちゃん出てくるからね!」

「はぁい」(押す…?)
血圧のアップダウンで疲れつつも返事をした途端…

ぐいぐいとお腹を、マジで力一杯押される。
目を閉じて、歯を食いしばって耐える。

「ふぇ…」

お腹当たりから赤ちゃんの声。

「ふぇーん、ふぁっ…ふぎゃぁーーー」(産声)
「産まれましたよー!」

「うっわぁ、感動してきたぁ?」と間抜けな感想を漏らす私。
もうね、苦しいとか忘れて感動。でも体力はかなり限界。
顔の横に生まれたての息子持ってきて貰うけど
腕が痺れてて手を動かせない…私、麻酔効き過ぎorz

看護師さんが、渡しておいたデジカメで
写真を撮ってくれたけど
カメラじゃなく、ずっと息子ばかり見てしまう。
変な写真になってたと思うが気にしない。

ここで息子は旦那と母の元へ移動
私の腹を閉じる作業に。
ここからはどうでも良いのでウトウトした。
この辺りで一気に疲れと苦しさが出たかな

ようやく手術終了、疲れ切りました。

縫合が終わって別室へ移動して
カンガルー抱っこで親子揃っての記念撮影
その後病室を個室に移って、ひたすら点滴
義父母が来てくれたので少し話して
その後はうつらうつら寝かせて貰いました。

義父母や母が帰宅して、旦那だけ残ってくれて
腰が痛いけど麻酔と痛みで寝返りが打てないので
寝返りさせて貰ったりしてました。

その日は筋肉注射の痛み止めと
寝る前に座薬の痛み止めを貰い就寝。

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